こ、このスピーチは大変幸せそうで、素晴らしいです。
同じことを東京でやったらどんびきされる恐れもあるのではないでしょうか。
さすが関西のノリは素敵です。
なんといっても客席からの野次がもう秀逸すぎます。
きっと良い友人をたくさんもっていらっしゃるのでしょう。
うらやましい限りです。
冒頭から「ぶさいく!」という野次が飛びますが、それを別の方が
「がんばれ~」と吹き消しています。それに飲みすぎで
ろれつが回らない感じで答える新郎の「ありがとー」だけで
会場が大爆笑の渦の中に。
ありがとーでこんだけ人を笑わせる人をあたしは知りません。
式場の係りの人がへべれけ新郎の傍らで、新郎がふらついて倒れないか
目を光らせています。この和気藹々とした会場で、彼だけが
総理のSPのような鋭い眼差しで新郎を警護しています。
酩酊スピーチが続くのですが、意味不明なため、
「誰やお前!」や「何語やねん!」という的確でタイミングの良いつっこみ!
新婦さんも、「一生彼のことを支えていきます」って多分いったんだろうけど、
この瞬間から、笑顔を見せながらも必死で崩れ落ちそうな新郎を
文字通り、体を張って支えています。
失笑、苦笑、の嵐に囲まれて、新郎は「シャラーップ」とお客に向かって
言い放ちます。すると客席からは「帰れ!」との野次。
もう最高の式ですね。なんという良き友人。
で、遂に城陥落で椅子登場。
新郎「きゅべでほんまに%$*‘&¥」この宇宙語に対して客席から
女性の声で一言「はい」との返しが。
この「はい」には深い愛があります。やんちゃして暴走してしまった
馬鹿息子に「うん、もういいから。わかったよ。いいよ」の
「はい」が含有されています。
新婦さんは偶然あたしとおんなじなおちゃん。
是非是非おしあわせに~
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